【節約投資】真夏にガスを解約して水シャワー生活は可能か検証

節約・投資
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はじめに

この記事では節約投資の一例をご紹介します。先に言っておきますが、この節約投資は失敗に終わりました。
節約投資の内容は、「真夏の期間だけガスを解約し、お風呂は水シャワーで済ませよう」というものですが、実際にやってみて、途中で断念しました。この方法で節約するのは難しいと思うので、節約投資の試行錯誤の例として興味があるという方だけ読み進めてください。

この話を共有するのは、節約投資の「リアルな失敗例」として、どこかの誰かの判断材料になればと思ったからです。

節約投資って何?という方は、以下で解説しているのでご覧ください。

「節約投資」の視点で見たガス代節約術

節約といえば通信費の見直しや保険の解約、サブスクの整理などが有名ですが、今回はもう一歩踏み込んで「夏のガス契約を一時的に解約してみる」というアイデアを試してみました(解約前に試してみて断念したので、実際には解約していません)。

これを試そうと思ったのは、暑い日にわざわざガスで熱いお湯を出すのは無駄じゃないかと日頃から考えていたからです。我が家のコンロはIHなので、お風呂にさえガスを使わなければガスを解約できると思ってのことです。

真夏の3か月間、ガスを止めればいくら節約になる?

ガスの基本料金は、真夏でお風呂場だけでガスを使っているとして、都市ガスなら月1000円〜1500円程度、プロパンガスなら2000円〜3000円以上が相場かと思います。これに加えて、使用量が少なくても基本料は固定でかかります。

つまり、真夏の3か月間だけガス契約を一時停止すれば、3000円〜9000円程度の節約になります。

これは一見するとリスクも手間も少ない、良い「節約投資」に見えるかもしれません。

実際にやってみた結果:冷たすぎて途中で断念

試したのは、最高外気温37℃、室温35℃の夜でした。
「これだけ暑ければ、給湯器なしでも水シャワーでいけるだろう」と考えていました。

最初の数十秒間は、ぬるい水が出てきて「これはいけそうだ」と思いました。実際、心地よいくらいの水温です。

ところが、それはすぐに終わりました。ぬるかったのは配管に残っていた水で、地中から引き上げられてくる本来の水道水は想像以上に冷たいものでした。浴び続けるのがつらくなり、2日で断念。

結果として、「気合があればいけなくもないけど、毎日続けるのは厳しい」という結論に至りました。

水でシャワーを浴びるその他のデメリット

皮脂や石鹸カスは、水よりもお湯の方が圧倒的に落ちやすいと感じました。皮脂は油分なので、温かいほうが落ちやすいのは当然と言えば当然ですね。水シャワーだとどうしても洗浄力が落ちてしまうため、その点でも清潔感を重視する方にはおすすめできません。

また、暑さがやわらぐ前にガスを再契約しないと寒すぎてシャワーを浴びられなくなる点にも注意が必要です(実際にやる人はいないと思いますが)。

快適に水シャワー生活を送るには?

全くおすすめはしませんが、もしどうしてもガスを止めたいなら、以下の条件が揃っている方がいいと思います:

  • 日中の暑い時間帯に浴びる(配管内の水が温まっている)
  • 体が熱を持っている状態(屋外から帰ってきた直後など)

そのうえで、シャワー時間は短めにし、冷たさが最も厳しく感じる胴体は、最初の数十秒だけ続くぬるい水でなるべく済ませるようにできると、快適さを損なわずに済むかもしれません

節約投資としての評価

この節約投資の良い点は、低リスクで固定費を比較的大きく削減できる可能性があることでした。
月1000円〜3000円の削減が期待できるため、真夏の3か月だけでもかなりの節約になります。

しかし継続するのが難しいというのが結果だったので、これから節約投資を始めたいという方には、もっと定番で効果の大きい方法から取り組むことをおすすめします。

  • 格安SIMへの乗り換え
  • 火災保険や医療保険の見直し
  • 電力会社のプラン見直し
  • 無駄なサブスクの整理

などの方が、金額的にもストレス的にもコスパが良いです。

もし、基本的な節約は全て実践していて、他に節約できるところがないという方はダメ元で試してみてもいいかもしれません。

まとめ

「夏にガスを止める」という節約投資のアイデアは、実践上はなかなか厳しいというのが正直な感想です。

ただ、こうした小さな挑戦も、節約投資の一環としては十分価値があります。失敗から学んだことも多く、「生活に必要な快適さとは何か」を見直すきっかけになりました。(温かいシャワーを浴びられることにありがたみを感じられるようになります。)

このアイデアを試す価値はないと思いますが、少し変わった節約投資の一例ということで、みなさんの節約投資のアイデアの一助になることを願っています。

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